名古屋シンフォニア管弦楽団
Nagoya Sinfonia Orchestra


<曲紹介>
■ウェーバー作曲:歌劇「オベロン」序曲
メンデルスゾーンが尊敬していたウェーバーによるこのオペラは妖精の王様オベロンを主人公とし、序曲が特に有名で、魔法の角笛を表したホルンのソロで始まります。妖精の世界、愛、嵐の様子などが巧みに描写されています。情景を思い浮かべながらお楽しみください。
■コダーイ作曲:ハンガリー民謡《孔雀は飛んだ》による変奏曲
第2次世界大戦が勃発した1939年に作曲されました。コダーイはハンガリーの作曲家で、オスマン帝国の支配下に置かれたマジャール人の自由への情熱を、16の変奏と終曲で表現しています。吹奏楽に編曲され演奏される機会が多い本作品、自由を求めて羽ばたこうとする孔雀のような、色彩感あふれるダイナミックな演奏をオリジナルの管弦楽版でお届けします。
■メンデルスゾーン作曲:交響曲 第3番 「スコットランド」
1829年、二十歳のメンデルスゾーンは、スコットランド女王メアリー・スチュアートゆかりのホリールード宮殿を訪れた際、その隣の寺院の廃墟を見て歴史に思いを馳せ、霧に包まれたような美しい冒頭の旋律を思いつきました(表の写真がその廃墟です)。筆が速いと言われるメンデルスゾーンが、着想から10年以上温め続けた超大作。スコットランドの雄大な風景が目に浮かぶ、幻想的な交響曲です。
■指揮 高井 優希 たかい ゆうき
第4回黒海(コンスタンツァ)指揮コンクールにおいて第1位受賞。
これまでに、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、コンスタンツァ国立歌劇場管弦楽団、ローマ・イタリア管弦楽団など、国内外のオーケストラと共演。日本バチカン国交樹立75周年記念コンサート、田尾下哲演出オペラ「ラ・ボエーム」などの指揮のほか、NHK「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」番組収録のための指揮指導にも携わった。
幼少よりピアノを学び、成蹊高等学校卒業後、東京藝術大学指揮科およびライプツィヒ・メンデルスゾーン音楽演劇大学指揮科卒業、東京二期会、藤原歌劇団、ニッセイオペラ、東京室内歌劇場、藤沢市民オペラなどの公演において副指揮者を務めた。
ウルリッヒ・ヴィントフール、田中良和の各氏に指揮を師事。また、ヨルマ・パヌラ、コリン・メッターズ、エルヴィン・アチェル、小林研一郎、佐藤功太郎、小田野宏之、松尾葉子の各氏の薫陶を受ける。
2019年度山田貞夫音楽賞特選。2020年度セントラル愛知交響楽団アソシエイトコンダクター。
武蔵野音楽大学講師。